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恐竜センタートップ
> 標本データベース
標本データ(日本語)
>> コンテンツ詳細
番号(No.)
MD002
名前
ハルピミムス・オクラドニコビ
部位
全身骨格
原標本番号
MPD100/29
分類
竜盤類 獣脚類 オルニトミモサウルス類
産地
モンゴル フルン・ドッホ
地層
フルンドッホ層
時代
中生代 白亜紀前期
説明
白亜紀前期のハルピミムスと白亜紀後期のガリミムスの違いを調べることで、オルニトミモサウルス類の進化をみてみましょう。まずは口をみてください。ハルピミムスの下あごには10本の小さい歯がありましたが、ガリミムスには歯がありません。さらに歯がないオルニトミモサウルス類の仲間(シノルニトサウルス)の胃の部分から砂のうとよばれる植物をすりつぶすための小石が見つかりました。このことから、オルニトミモサウルス類が肉食から植物食へと進化していったことが分かります。また、中足骨という後ろあしの骨を見てみると、ハルピミムスには3本の棒状の骨がありますが、ガリミムスは真ん中の骨が上にいくに従い左右の骨に覆われていることが分かります。これには後ろあしの衝撃を和らげる役割があったと考えられます。ほかにも後ろあしの骨の長さや筋肉の付き具合などの研究から、オルニトミモサウルス類は速く走ることができるように進化していったと考えられています。
標本産出地
モンゴルの恐竜
標本番号
KDC
記入者:
管理者01
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