このブラウザは、JavaScript が無効になっています。JavaScriptを有効にして再度、お越しください。
ログイン
ログイン
ログインID
パスワード
パスワード再発行
恐竜センタートップ
> 標本データベース
標本データ(日本語)
>> コンテンツ詳細
番号(No.)
KD002
名前
スピノサウルス科の一種
部位
歯
原標本番号
GMNH-PV-999
分類
竜盤類 獣脚類 スピノサウルス科
産地
群馬県神流町神ヶ原
地層
山中層群 瀬林層
時代
白亜紀前期
説明
1994年、中里村(当時)の瀬林層の岩石から、高さ5.1 cm、幅1.5 cmの遊離した歯の化石がはっけんされました。その後、この歯は群馬県立自然史博物館の長谷川博士らにより、2003年に記載論文が発表されました。
長谷川博士らによれば、この歯はほとんどカーブをしない円錐形で、その横断面はわずかに扁平であるといいます。歯の前後には切縁があり、歯の表面には片側12本の条線が認められます。切縁をのぞく特徴は、ワニ類または首長竜や魚竜などの海生爬虫類の歯のものと類似しますが、切縁の存在はその歯がスピノサウルス科の恐竜である可能性を浮上させました。そのため、他のスピノサウルス科の歯と電子顕微鏡レベルでの比較が行なわれ、3種のスピノサウルス科の歯と中里村の歯の表面のみに、微小な顆粒状の皺が存在することが明らかになりました。中里村の標本はその外観から、タイで発見されているシャモサウルスと非常によく類似していると考えられています。おそらく、中里村のスピノサウルス科の恐竜は全長10mに達していたのではないかとされています。
標本産出地
神流町の恐竜
標本番号
KDC
記入者:
管理者01
Powered by KANNA DINOSAUR DENTER