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恐竜センタートップ
> 標本データベース
標本データ(日本語)
>> コンテンツ詳細
番号(No.)
KD003
名前
カルノサウルス類?の一種
部位
歯
原標本番号
KDC-PV-0001
分類
竜盤類 獣脚類 カルノサウルス類?
産地
群馬県神流町神ヶ原
地層
山中層群 瀬林層
時代
白亜紀前期
説明
2002年、中里村(当時)から3番目となる恐竜化石が発見され、2003年の日本古生物学会で発表されました。それは歯根部を欠く、高さ約4cmの遊離した歯の化石です。歯にはその動物の食性によりさまざまな特徴が見られます。今回、発見された歯の前後の切縁には鋸歯が発達していました。鋸歯は切縁に対して上方に傾いていて、その数は前縁に40/cm、後縁に35/cmと前後でほぼ等しく存在していました。これらの特徴から、この歯は肉食の大型獣脚類のものであるとされました。
この歯はべレムナイトやサメの歯を含む礫混じりの砂岩の転石中から発見され、その特徴から海に堆積した石堂層から由来したものであると考えられたため、群馬県最古の恐竜と報道されました。しかし、現在ではその層準は石堂層ではなく、他の恐竜と同じ瀬林層であると考えられています。1本の歯から属や種を決めることは容易ではありませんが、特殊化した形質がみらないことから、日本各地から発見されている原始的な大型獣脚類恐竜・カルノサウルス類ではないかと考えられます。福井県から発見されているフクイラプトルの歯に類似するとの考えもあります。
標本産出地
神流町の恐竜
標本番号
KDC-PV-0001
記入者:
管理者01
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