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恐竜センタートップ
> 標本データベース
標本データ(日本語)
>> コンテンツ詳細
番号(No.)
MD011
名前
コンコラプトル・グラシリス
部位
頭骨
原標本番号
MPD100/20 (MPD100/80)
分類
竜盤類 獣脚類 オヴィラプトロサウルス類 オヴィラプトル科
産地
モンゴル ヘルミン・ツァフ
地層
ネメグト層
時代
中生代 白亜紀後期
説明
当初、コンコラプトルは体はオヴィラプトルに似ていますが、トサカがないことから、オヴィラプトルの幼体と考えられました。トサカは性的成熟とともに発達するのではないかとされたのです。しかし、コンコラプトルの複数の標本を調べたところ、前あしを中心として明らかに他のオヴィラプトロサウルス類とは異なる特徴がみられることから、独立した属として、コンコラプトルと命名されました。実際、コンコラプトルとされている標本は20点以上あると言われますが、この標本は模式標本になります。つまり、コンコラプトルという名前の元になった標本なのです。それぞれの標本には整理しやすいように、その所蔵施設と番号が付けられます。コンコラプトルの記載論文に書かれた数字は100/20でした。しかし、この番号はドロマエオサウルス科であるアダサウルスという恐竜にも付けられています。つまり、同じ番号のものが2つ存在してしまっているのです。実際、この標本の実物をみると、100/80という数字が書かれています。しかし、その数字はテリジノサウルス類に当てられています。コンコラプトルは詳細な記載研究がされていない恐竜ではありますが、その前に番号をしっかりと決める必要があるようです。
標本産出地
モンゴルの恐竜
標本番号
KDC
記入者:
管理者01
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